2010年03月31日

築地市場 食事バランス向上計画〜メタボを防げ〜簡易アンケート、BDHQ調査結果

「あなたの最近1か月間の食習慣についておたずねしました」
財団法人 水産物市場改善協会
(農林水産省 平成21年度食育先進地モデル実証事業)

T 調 査 概 要
1.調査の背景
東京都中央卸売市場築地市場内で「築地市場食事バランス向上計画〜メタボを防げ〜」を実施した。この事業を通して@「食事バランスガイド」の認知度・実践度A内臓脂肪症候群の認知度Bバランスの取れた食事を摂取している人の割合等がどう変化したか、調査を行った。
2.調査方法
食事バランスガイドの認知度・実践度、内臓脂肪症候群の認知度等については、簡易アンケートで行った。バランスの取れた食事を摂取している人の割合については、BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)を活用した。
3.調査対象
東京都中央卸売市場築地市場勤務者および買出人 約300人
(内訳)
卸売業者(水産、青果)、仲卸業者(水産、青果)、小売業者(水産、青果)、
関連事業者、市場内団体など
※市場内の各企業、団体を通して回答を依頼
 ※事前、事後ともに同一人物への調査を行った
4.調査期間と回収数
(1)事前調査(平成21年8月)簡易アンケート…320人 BDHQ 346人
(2)事後調査(平成22年1月)簡易アンケート…277人 BDHQ 291人
U 簡易アンケート調査結果
   食事バランスガイドの認知度・実践度
   内臓脂肪症候群認知度 ほか
1.回答者プロフィール
(1)性別
11回答者性別.jpg
(2)年齢
12回答者性別.jpg
(3)勤務時間
13勤務時間別.jpg
(4)勤務形態
14勤務形態別.jpg
2.食事バランスガイドの認知度
(事前調査)全体では、「内容も含め知っている」は17.5%と低く、「知らなかった」が36.3%と約1/3を占めた。
(事後調査)全体では、「内容も含め知っている」は20.9%と低く、「知らなかった」は21.3%だった。
(比較)「内容も含め知っている」は3.4ポイント、「イラストを見たり、名前を聞いたことがある」は12.3ポイントそれぞれ増えた。「知らなかった」は15ポイント下がった。男女別では、女性が「内容も含め知っている」が、事前、事後ともに1/3を超えている。対して男性は、事前調査では「知らなかった」が43.9%で最も高かったが、事後調査では「知らなかった」は25.9%で18ポイント下がった。
15認知度.jpg
3.食事バランスガイドの実践度
(事前調査)
「食事バランスガイド」を「内容を含め知っている」と回答した56名中、「いつも参考にしている」、「時々参考にしている」、「たまに参考にしている」が66.1%で約2/3、「まったく参考にしていない」が33.9%で約1/3だった。
(事後調査)
「食事バランスガイド」を「内容を含め知っている」と回答した58名中、「いつも参考にしている」、「時々参考にしている」、「たまに参考にしている」が55.2%で、「まったく参考にしていない」が43.1%だった。
16実践度.jpg
(比較)
 事前調査に比べ、事後調査の方が、実践度は下がってしまった。
4.内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の認知度
事前調査ですでに、メタボリックシンドロームという言葉やその意味については、「言葉も意味も良く知っていた」、「言葉も知っていたし、意味も大体知っていた」と回答したのは85%を超えていたが、事後調査では、さらに増加し87%へ向上した。
17認知度.jpg
5.内臓脂肪症候群の自己評価(※事前調査のみ)
メタボリックシンドロームだと思っている人は、女性は23%だが、男性は43%だった。
18自己評価.jpg
(男女別、年齢別)
19自己評価2.jpg
6.職場で食の情報を得る機会 (※事前調査のみ)
全体で247名(77.2%)が「はい」と回答し、男女でも各々約77%が「はい」と回答した。
20職場で.jpg
7.食事内容の変化 (※事後調査のみ)
約半数が「自分自身の食事内容に問題はあったが、何もしない」と回答。「自分自身の食事内容に問題があったので、改善するように努力した」と回答したのは15.2%だった。
21食事の変化.jpg
具体的にどのような努力をしたのかは、以下の通り。
※( )は性別と年代、その後の数字は件数
●主菜を摂りすぎていたので、量を減らした
(女性・20代)(男性・30代)(男性・40代、2)(男性・60代)
●ご飯の量を少し控え、おかしを夜に食べない事にした   (女性・40代)
●野菜を多めに摂るように努力している
(女性・50代)(男性・20代)(男性・50代)(男性・60代、2)
●緑黄色野菜や果物を摂るように心がけた   (女性・50代)
●肉類を減らして、魚と野菜の回数を増やした   (男性・60代)
●炭水化物を減らして、野菜、魚を多めにした   (男性・60代)
●副菜を多く摂るようにした           (男性・30代)
●バランスの良い食生活をするように心がけ、緑黄色野菜を中心にした  (男性・50代)
●野菜を多く摂る為、鍋などで温野菜を増やした   (男性・40代)
●野菜を多くし、塩分・肉を控え目に       (男性・50代)
●カルシウム摂取の為、乳製品を摂るように努めた   (男性・50代、2)
●ヨーグルトを摂るようにした          (男性・50代)
●醤油の使いすぎに気をつけて、なるべく薄味にした。ご飯の量も減らした(女性・50代)
●塩分に気を付けた  (女性・30代)(男性・20代)(男性・50代)(男性・60代、2)
●脂質を控えるようにする            (女性・50代)(男性・60代)
●お酒の量を減らした   (男性・30代)(男性・40代、2)(男性・60代)
●お酒をやめた                 (男性・30代)
●ジュースを飲まなくなった。マヨネーズをカロリー50%offのものに変えた。砂糖やジャムをやめてカロリーoffのものに変えた      (男性・40代)
●カロリーの取りすぎ、特に甘いものを控えるように努力している   (男性・50代)
●おやつを摂りすぎていたので、前より控え目にするように気を付けた(女性・20代、2)
●食べ過ぎを控える                (男性・40代)(男性・50代)
●食べる時間と食べるスピードを変えた       (男性・40代)
●胃癌の手術をしてまだ1年半位で、食事があまり取れないので、改善も努力も出来ない
(女性・50代)

回答者配布用資料.pdf

今回の事業に関するお問い合わせ先
財団法人水産物市場改善協会(担当:大森)03-3547-8824


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2010年03月30日

築地市場 食事バランス向上計画〜メタボを防げ〜 食事調査結果について

築地市場 食事バランス向上計画〜メタボを防げ〜
「あなたの最近1か月間の食習慣についておたずねしました」
食事調査結果について

財団法人 水産物市場改善協会
(農林水産省 平成21年度食育先進地モデル実証事業)


ご協力頂きました食事調査は、
第1回目調査(事前:平成21年8月調査)男性266人、女性81人、合計347人
第2回目調査(事後:平成22年1月調査)男性223人、女性68人、合計291人
以上の回答を得ることができました。
このうち、調査比較(事前、事後)での有効回答は男性222人、女性65人でした。

★不足が気になる栄養素(男性222人)事前・事後比較
1不足が気になる栄養素.jpg
★不足が気になる栄養素(女性65人)事前・事後比較
2不足が気になる栄養素(女性).jpg
★取り過ぎが気になる栄養素(男性222人)事前・事後比較
3取りすぎが気になる栄養素(男性).jpg
★取り過ぎが気になる栄養素(女性65人)事前・事後比較
4取りすぎが気になる栄養素(女性).jpg

食事バランス」の調査結果について

★食事のバランスがとれていた人は…?
この事業(築地市場食事バランス向上計画)では、「バランスのとれた食事をしている人の割合の10%増加」という目標を掲げました。バランスのとれた食事かどうかは、「食事バランスガイド(下のイラスト参照)」に沿った食事内容だったかどうかで判断しました。食事バランスガイドでは、食事は5つの料理グループ(主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物)に分けられています。ここでは、適量に食べていた料理グループがいくつあったか調べてみました。

今回、4つ以上の料理グループで適量を満たした人を「バランスのとれた食事をしている人」と定義しました。
その結果、男性は事前調査の1.1%から事後調査の2.7%へ増加しましたが、女性は事前調査の4.9%から事後調査の1.5%へ減少してしまいました。
男女とも目標の10%増加には届きませんでした。
5適量摂取状況(前後).jpg
食事バランスガイドについては、男性、女性ともに主菜は適量よりも多く摂取している傾向にあります。
逆に、主食、牛乳・乳製品、果物では不足が目立ちました。
副菜については、男性はほぼ適量を摂取していましたが、
推定エネルギー必要量が「2600±200kcal」と高いグループでは、適量よりもおおよそ1つ分不足していました。
女性はほぼ適量でした。

回答者配布用資料.pdf
今回の事業に関するお問い合わせ先
財団法人水産物市場改善協会(担当:大森)03-3547-8824



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2010年02月10日

食事バランスガイドに沿ったメニュー例 (2)

ごはん  (主食1.5つ)
さつまいものコロコロサラダ  (副菜1つ、牛乳・乳製品1つ)
ぶりのピリ辛漬け焼き (副菜1つ、主菜2つ)
白菜スープ (副菜1つ)
みかん (果物1つ)
主食1.5つ、副菜3つ、主菜2つ、牛乳・乳製品1つ、果物1つ
700kcal、塩分3.4g

<さつまいものコロコロサラダ>(168kcal、副菜1つ、牛乳・乳製品1つ)
材料
さつまいも…45g、れんこん…15g、きゅうり…15g、パプリカ…10g、パセリ…0.5g、
サニーレタス…5g、プロセスチーズ…15g、マヨネーズ…6g、塩…0.5g、
こしょう…適宜
作り方
(1)さつまいも(皮つきのまま)、れんこんは、7〜8mm角に切り、水にさらしておく。
(2)さつまいもとれんこんを茹で、さつまいもがやわらかくなったら、両方ともザルにあげ、水気をさっと切り、ボールに移す。温かいうちに塩、こしょうをしておく。
(3)きゅうり、パプリカ、プロセスチーズは、7〜8mm角に切る。パセリは、サッと洗い、みじん切りにする。サニーレタスは、食べやすい大きさに手でちぎる。
(4)さつまいも、れんこんのあら熱が取れたら、サニーレタス以外の材料を混ぜ、マヨネーズで味をつける。サニーレタスの上にサラダを盛り付ける。
<ぶりのピリ辛漬け焼き>(204kcal、副菜1つ、主菜2つ)
材料
ぶり…60g、しょうが…2g(すりおろし)、砂糖…2.5g、酒…5g、醤油…7g、豆板醤…0.5g、
白ごま…0.5g、サラダ゙油…1.5g、エリンギ…40g、にら…10g
作り方
(1)ピリ辛たれを作る。砂糖、正油、酒、豆板醤、おろし生姜、ごま(あらく切っておく)をよく混ぜる。ぶりを(厚みの薄いものを用意する。)たれに漬ける。エリンギ、ニラは、食べやすい大きさに切る(約20分、途中で上下ひっくり返す)。
(2)ぶりの水気を拭き取り、サラダ油を熱したフライパンで両面をしっかり焼く(こげやすいので気をつける)。
(3)ぶりを漬けておいたつけ汁とエリンギとニラを(2)に加えて、煮絡める。エリンギ、ニラに火が通り、ぶりにも漬け汁が絡まれば出来上がり。
<白菜スープ>(30kcal、副菜1つ)
材料
白菜…30g、玉ねぎ…15g、木綿豆腐…20g、しめじ…10g、コンソメ1.5g、塩…0.6g、
こしょう…適宜
作り方
(1)白菜は、縦に2〜3本包丁を入れ、7〜8o幅に切る。たまねぎは、縦に1/4等分に切り、繊維を断ちきるように5mm幅に切る。豆腐は、水切りしてから、7〜8o角に切る。しめじは、石づきを取り除き、ほぐしておく。
(2)鍋に水約150ccを用意してコンソメを入れ、白菜、玉ねぎ、しめじを入れて火にかける。
(3)野菜に火が通ったら、豆腐を入れてひと煮立ちさせ、塩、こしょうを入れて味を整える。
ごはん…150g (252kcal、主食1.5つ)
みかん…1個(100g) (46kcal、果物1つ)

posted by 築地メタボ対策 at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 食事バランス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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