財団法人 水産物市場改善協会
(農林水産省 平成21年度食育先進地モデル実証事業)
(農林水産省 平成21年度食育先進地モデル実証事業)
T 調 査 概 要
1.調査の背景
東京都中央卸売市場築地市場内で「築地市場食事バランス向上計画〜メタボを防げ〜」を実施した。この事業を通して@「食事バランスガイド」の認知度・実践度A内臓脂肪症候群の認知度Bバランスの取れた食事を摂取している人の割合等がどう変化したか、調査を行った。
2.調査方法
食事バランスガイドの認知度・実践度、内臓脂肪症候群の認知度等については、簡易アンケートで行った。バランスの取れた食事を摂取している人の割合については、BDHQ(簡易型自記式食事歴法質問票)を活用した。
3.調査対象
東京都中央卸売市場築地市場勤務者および買出人 約300人
(内訳)
卸売業者(水産、青果)、仲卸業者(水産、青果)、小売業者(水産、青果)、
関連事業者、市場内団体など
※市場内の各企業、団体を通して回答を依頼
※事前、事後ともに同一人物への調査を行った
4.調査期間と回収数
(1)事前調査(平成21年8月)簡易アンケート…320人 BDHQ 346人
(2)事後調査(平成22年1月)簡易アンケート…277人 BDHQ 291人
U 簡易アンケート調査結果
食事バランスガイドの認知度・実践度
内臓脂肪症候群認知度 ほか
1.回答者プロフィール
(1)性別

(2)年齢

(3)勤務時間

(4)勤務形態

2.食事バランスガイドの認知度
(事前調査)全体では、「内容も含め知っている」は17.5%と低く、「知らなかった」が36.3%と約1/3を占めた。
(事後調査)全体では、「内容も含め知っている」は20.9%と低く、「知らなかった」は21.3%だった。
(比較)「内容も含め知っている」は3.4ポイント、「イラストを見たり、名前を聞いたことがある」は12.3ポイントそれぞれ増えた。「知らなかった」は15ポイント下がった。男女別では、女性が「内容も含め知っている」が、事前、事後ともに1/3を超えている。対して男性は、事前調査では「知らなかった」が43.9%で最も高かったが、事後調査では「知らなかった」は25.9%で18ポイント下がった。
3.食事バランスガイドの実践度
(事前調査)
「食事バランスガイド」を「内容を含め知っている」と回答した56名中、「いつも参考にしている」、「時々参考にしている」、「たまに参考にしている」が66.1%で約2/3、「まったく参考にしていない」が33.9%で約1/3だった。
(事後調査)
「食事バランスガイド」を「内容を含め知っている」と回答した58名中、「いつも参考にしている」、「時々参考にしている」、「たまに参考にしている」が55.2%で、「まったく参考にしていない」が43.1%だった。

(比較)
事前調査に比べ、事後調査の方が、実践度は下がってしまった。
4.内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)の認知度
事前調査ですでに、メタボリックシンドロームという言葉やその意味については、「言葉も意味も良く知っていた」、「言葉も知っていたし、意味も大体知っていた」と回答したのは85%を超えていたが、事後調査では、さらに増加し87%へ向上した。

5.内臓脂肪症候群の自己評価(※事前調査のみ)
メタボリックシンドロームだと思っている人は、女性は23%だが、男性は43%だった。

(男女別、年齢別)

6.職場で食の情報を得る機会 (※事前調査のみ)
全体で247名(77.2%)が「はい」と回答し、男女でも各々約77%が「はい」と回答した。

7.食事内容の変化 (※事後調査のみ)
約半数が「自分自身の食事内容に問題はあったが、何もしない」と回答。「自分自身の食事内容に問題があったので、改善するように努力した」と回答したのは15.2%だった。

具体的にどのような努力をしたのかは、以下の通り。
※( )は性別と年代、その後の数字は件数
●主菜を摂りすぎていたので、量を減らした
(女性・20代)(男性・30代)(男性・40代、2)(男性・60代)
●ご飯の量を少し控え、おかしを夜に食べない事にした (女性・40代)
●野菜を多めに摂るように努力している
(女性・50代)(男性・20代)(男性・50代)(男性・60代、2)
●緑黄色野菜や果物を摂るように心がけた (女性・50代)
●肉類を減らして、魚と野菜の回数を増やした (男性・60代)
●炭水化物を減らして、野菜、魚を多めにした (男性・60代)
●副菜を多く摂るようにした (男性・30代)
●バランスの良い食生活をするように心がけ、緑黄色野菜を中心にした (男性・50代)
●野菜を多く摂る為、鍋などで温野菜を増やした (男性・40代)
●野菜を多くし、塩分・肉を控え目に (男性・50代)
●カルシウム摂取の為、乳製品を摂るように努めた (男性・50代、2)
●ヨーグルトを摂るようにした (男性・50代)
●醤油の使いすぎに気をつけて、なるべく薄味にした。ご飯の量も減らした(女性・50代)
●塩分に気を付けた (女性・30代)(男性・20代)(男性・50代)(男性・60代、2)
●脂質を控えるようにする (女性・50代)(男性・60代)
●お酒の量を減らした (男性・30代)(男性・40代、2)(男性・60代)
●お酒をやめた (男性・30代)
●ジュースを飲まなくなった。マヨネーズをカロリー50%offのものに変えた。砂糖やジャムをやめてカロリーoffのものに変えた (男性・40代)
●カロリーの取りすぎ、特に甘いものを控えるように努力している (男性・50代)
●おやつを摂りすぎていたので、前より控え目にするように気を付けた(女性・20代、2)
●食べ過ぎを控える (男性・40代)(男性・50代)
●食べる時間と食べるスピードを変えた (男性・40代)
●胃癌の手術をしてまだ1年半位で、食事があまり取れないので、改善も努力も出来ない
(女性・50代)
回答者配布用資料.pdf
今回の事業に関するお問い合わせ先
財団法人水産物市場改善協会(担当:大森)03-3547-8824
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このブログは、(財)水産物市場改善協会が、農林水産省の「にっぽん食育推進事業」として実施する「築地市場食事バランス向上計画 − メタボを防げ−」の一環です。